重く暗い雰囲気の作品
「可哀想に辛かったねって言ってもらえて 自分は愛されてるんだって」そういう愛し方しか知らない私は、ちょっと冷たい委員長と可哀想な私を慰める、最高の失恋パーティをすることになった。 そんな委員長のお腹には、無数の傷跡があって…。
📝おすすめポイント
・幸せとは?と考えてしまう
・見ていて心がざわつく
・一方的に傷つけられる人に救いはあるのだろうか
いじめられっ子の少女・橋理子は、人殺しを繰り返す幽霊・レイコに出会う。 理子に自分と似たものを感じたレイコは、 理子を殺さない変わりに、ある条件を提示した…。
・グロ注意
・ただのホラーではなく、人間の怖さが芯からわかる
・ホラーが苦手でも引き込まれる世界観
青井が勤め始めたのは、モバイルバッテリーの製造工場。なぜか監視カメラが多すぎる怪しい労働環境にも適応し、勤勉に働く青井。そんな中、管理部門の田村と知り合うが、彼は工場の「秘密」を知っていて…。
・出てくるキャラクターそれぞれの距離感が絶妙
・柔らかな雰囲気から一変していく
・展開がころころと転がっていくおもしろさ
【ヤングマガジン月間賞 入選】ある日、一人暮らしの愛子のもとに届いた「やすお」。家事を幅広くこなす汎用お手伝いロボットである「やすお」に様々な仕事を依頼する愛子だったが、実は「やすお」にはある秘密があり…!?ブラックユーモア溢れる衝撃作!!
・誰が良くて誰が悪いのかわからなくなってくる
・いろんな意味で「おもしろい!」とは周りには勧めにくい作品
・最後のページまで味わいつくせる引きの強さ
第84回 青年部門 佳作「鬼」浄土るる(17歳・群馬県)
・タイトルどおり開始から「鬼」のような展開
・どんな人生を送れば17歳でこの作品をつくれるのだろうか、鬼才
転校したクラスの隣の席には奇妙な木製人形が座っていた。他のみんなはその人形を「田中」と呼び、人間のように扱っていた。奇妙な町の掟に、主人公の人生も巻き込まれていく。
・明るく怖い
・終わったあとに胸が暗くなる